フィリピンにおけるキャピタルゲインに対するTTRAについて②

税務

皆さん、こんにちは。

フィリピン・マニラの村尾です。

 

今週は先週に引き続きフィリピンで株式を売却した際に発生するキャピタルゲインに対するTTRAについてお知らせいたします。

 

キャピタルゲインに対して発生する課税についてTTRAを申請することで

15%→0%へ減税されることとなります。

 

但しこちらのTTRA申請がBIRから承認を受けるまで少なくとも6か月、大概1年ほど要することとなります。

 

申請時期としては株式譲渡契約書に対するDSTの支払いが完了してからとなり、

TTRAの完了を持って株式譲渡の完了を意味するCertificate Authorize Registration の手続きを行います。

 

その為、早く株式を手放したいなど株式の売却を急ぐ場合、

TTRAの申請についても考える必要があります。

何を優先したいかによって免税をあきらめるケースもあるかと思います。

 

今週は以上となります。

 

弊社では、フィリピン進出から進出後の会計、税務、人事および労務まで

すべて対応しております。

お気軽にお問い合わせください。

 

TOKYO CONSULTING FIRM PHILIPPINE BRANCH

Unit 801, 8th Floor, Bank of Makati Building, Ayala Ave. Extension Cor.

Metropolitan Avenue, Makati City, Philippines

TEL: +632-869-5806,

 

東京コンサルティングファーム

フィリピン国 マニラ駐在員

村尾 一樹 

 

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。

当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTOKYO CONSULTING FIRM PHILIPPINE BRANCH)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。

 

関連記事

ページ上部へ戻る