赴任の挨拶

労務

初めまして。フィリピン駐在員の田辺です。

私は先週、マニラに赴任してきました。今回は私にとって第1回目のブログになりますので、自己紹介をさせて頂きます。これから複数年にわたってこちらに駐在する予定ですので、どちら様とも末永いお付き合いをさせて頂ければ幸いです。

私は日本では労働法や社会保険の専門家をしていまして、社会保険労務士という国家試験に合格しております。私の前職が飲食業だったこともあり、従業員に対する教育や人材育成を含む組織コンサルティングを得意分野としています。その中でも、特にスタッフ教育の分野に長い時間を費やしました。
「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は育たじ(動かじ)」という山本五十六さんの言葉は、人材育成の核心をついていると考えています。

フィリピンにおいては、OFW(Oversea Filipino Worker)が国策のひとつとして推奨されており、フィリピン経済の成長を支えている側面もありますが、フィリピン現地で人を育て、ビジネスをしている企業様から見れば課題のひとつでもあるでしょう。教育や福利厚生に力を入れていくことは、短期的には企業の利益になりにくいという側面もありますが、長期的に見れば利益につなげることもできます。自社の従業員がOFWとなり、一時的に海外へ出て行ったとしても、会社への帰属意識があれば数年後には成長して自社に戻ってくる可能性もあります。教育や福利厚生、組織設計という一見するとコストがかさむだけと思われがちな課題も、ひとつずつ逃げることなく克服していくことで自社の成長の礎になると考えています。私はそのような「逃げない企業様」にお力添えをしていき、日系の企業様はもちろん、フィリピンの方々、フィリピンの社会にも貢献していきたいと考えています。

弊社は会計事務所を母体としたコンサルティングファームですので、会計・税務についてお力添えできることはもちろんですが、それに加えて、教育・人材育成など人事労務案件についてもお困りの際には、是非とも私にお声掛け下さいませ。

今後とも、末永く宜しくお願い申し上げます。

以上

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