フィリピンの現状と課題

皆さん、こんにちは。

フィリピン・マニラの近石です。

 

 

今週も皆様から寄せられたご質問についてお答えしていきます。

 

質問)

海外に事業を拡大していこうと考えています。特に東南アジアを中心に進出したいのですが、手元の資料やネットの情報などで、いろいろな国の情報を集めているのですが、本当のところ投資環境や経済はどのような状況なのかを現地の方からぜひ教えて頂きたく、連絡いたしました。ぜひご回答のほど宜しくお願い致します。

 

回答)

様々なメディアを通じて語られるフィリピンの姿は、治安の問題、大統領の過激な発言など、良いイメージのある人は少ないと思います。

実際、私もフィリピンへ赴任する前は、いろいろと思いを(良い意味でも、悪い意味でも)

巡らしていましたが、

実際にこちらに来て、これから伸びていく環境である、と日々肌で感じております。

 

その理由は、人口構成ピラミッドをご覧になられた方はご存知かと思いますが、

その形が一昔前の日本と同じであるからです。

 

今の日本は少子高齢化の影響で、大げさに言えば逆ピラミッドの形をしています。

このような環境では、労働投入量が制限されてしまい様々な市場が縮小していくこと

になります。

 

ところが、フィリピンでは先ほど述べたように、人口ピラミッドが以前の日本の構成と

同じようになっているので、まだまだ若い国であり、

とても活気に満ち溢れた市場であると、毎日のように感じております。

 

また、これまでの教育体制の6・4・4制(日本より二年短い)から12年制へ

移行することになり、より専門性の高い若い人材があふれた国になり、

ますます加速度的に経済成長を遂げていく国の一つに数えられる、

そう確信する日々です。

 

 

今週は以上となります。

 

弊社では、フィリピン進出から進出後の会計、税務、人事および労務まで

すべて対応しております。

お気軽にお問い合わせください。

 

TOKYO CONSULTING FIRM PHILIPPINE BRANCH

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東京コンサルティングファーム

フィリピン国 マニラ駐在員

近石 侑基

 

 

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