こんにちは、フィリピン駐在員の大橋です。
今週のブログはフィリピンのQ&Aについて書かせて頂きます。
Q フィリピンの申告納税時期について教えて下さい。
→フィリピンでは、国税として直接税の法人所得税や贈与税、間接税の付加価値税や印紙税などがあります。その他地方税として地方事業税、住民税、固定資産税などがありますが、
企業が各種税金に対する申告納税に関して、遅延等があった場合はペナルティーが課せられますので注意が必要です。
今回は、一般的な申告納付時期をみていきます。
■法人所得税
四半期ごと、また年次での確定申告があります。
四半期申告・・・各四半期末から60日以内
確定申告・・・事業年度末より4ヶ月と15日
■拡大源泉税
1月~11月・・・月末締めの翌月10日
12月・・・翌年1月15日
■付加給付税
四半期申告・・・四半期末の翌月10日(電子申告の場合、翌月15日)
年度末申告・・・翌年1月31日
■付加価値税
月次申告・・・翌月20日以内
四半期申告・・・四半期末の翌月25日以内
■印紙税
契約書締結時の翌月5日以内
■キャピタルゲイン税
取引日から30日以内
■地方事業税
事業年度の翌年1月20日
■給与に係る源泉税
月次申告・・・翌月10日、12月分は1月15日以内。(電子申告の場合は、翌月11日~15日、12月分は翌年1月20日以内)
年次申告・・・翌年1月31日
■個人所得税
翌年4月15日
今週も、どうぞよろしくお願い致します。
以上