こんにちは、Tokyo Consulting Firm Philippine Cebu Branchの近石 侑基です。
今週のブログでは、日本ではなじみのない習慣であるチップの習慣に関してご説明いたします。
冒頭でも触れましたが、日本ではサービスを受けたからと言って、サービスに対する金額にプラスしてチップを渡すという習慣はありませんが、長らく諸外国の統治下にあったフィリピンでは、セブアノ語にスペイン語の訛りが残るように、言語だけでなく習慣にも一部諸外国の影響を受けている場面に遭遇します。
その一つにチップの習慣が挙げられます。
ただ、チップの意味するところは欧米とは異なり、チップを渡すことが前提ではなく、サービス内容に満足するならばチップを払う、満足しなければ払う必要は特にありません。そもそも、フィリピンのレストランでは、多くの場合飲食代金にサービスチャージが含まれているので、チップを請求されることはありません。
ホテルや高級レストランで食事をした際は、支払いに使用したトレーやテーブルに20ペソから50ペソ(40円から100円)程度チップを置くようにするといいかもしれませんが、やはりサービス内容に満足しなければ、特にチップを置く必要はないかもしれません。
上記の通り、フィリピンではチップの支払いは強制されたものではありません。ただ、チップを受け取って悪い気がする人はいないでしょう。自分が受けたサービスに対して満足するかどうかでチップを渡すかどうか決めてはいかがでしょうか。
かくいう私も現地の床屋へ行く場合、散髪だけで200ペソ(400円)程するのですが、サービス内容によってはチップを払わない場合もあります。ちなみに、日本では400円で散髪をするのは安すぎると思われるかもしれませんが、フィリピン人からは200ペソでも高いと思われ、彼らは50ペソ程度で散髪を行っています。
今週もどうぞよろしくお願い致します。
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東京コンサルティングファーム フィリピン・セブ拠点
近石 侑基
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