税制改革第2弾法案「CREATE」①施行までの流れ

労務

いつもお世話になっております。
東京コンサルティングファームの早川でございます。

昨今、フィリピンに進出中の日系企業の間で話題の、税制改革第2弾についてお話してまいります。まずは、現状と、今後の施行までの流れを解説していきます。

 

<これまでの流れ>

税制改革第2弾(第1弾は2018年に施行済み)は、これまで名前を変えて協議され続けてきました。
2018年下院法案の際には「TRABAHO」、2019年に「CITIRA」として可決、そして2020年上院法案では「CREATE」という名前で協議されております。

2020年上旬、「6月3日までに上院で可決させる」という目標で動いておりましたがそれは叶わず、議会は6月4日~7月27日まで議会は休会となってしまいました。

 

<今後の施行までの流れ>

現在、上院での可決自体は、8月中という目標でございます。
ただ、上院で可決後も、上院下院の両院委員会の承認→大統領の承認、という流れを経て、法律として施行されます。

さらに、施行規則(IRR)が発行されてやっと、実務に反映されます。
今回の法案では特に、2020年7月から法人税を30%→25%にするという内容のため、早期施行が望まれております。

 

今後の動向にも引き続きご注目ください。


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東京コンサルティングファーム・マニラ拠点
早川 桃代

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