皆様、こんにちは。
東京コンサルティングファームの伊藤です。
今回は前回のテーマである、フィリピン人の雇用情勢に関連する採用について記載いたします。
フィリピンに進出する企業にとって、フィリピン人の採用は会社の売上を上げていくうえで重要となってきます。
フィリピンでは採用を決定した候補者に対して、6か月の使用期間を設けます。
この半年の使用期間を以てして、労働者の勤務態度、社風になじめているか、仕事のパフォーマンスなどを確認することができます。
ただ、6か月の使用期間の過ぎると会社は労働者を正規雇用としなくてはなりません。
正規雇用をした場合、その従業員の解雇は難しくなります。
そのため、この6か月間で労働者の見極めが重要となります。
正社員の雇用に対して、会社側として行うことは雇用契約書の締結、懲罰等を記載した就業規則の合意となります。口頭による契約締結も可能ですが、会社側と候補者との間で合意したことを証明するために契約書に署名することが良いかと思います。
以上となります。
今週も、どうぞよろしくお願い致します。
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フィリピン国 マニラ駐在員
伊藤 澄高
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