こんにちは。ミャンマー・ヤンゴン駐在員の黒田 真理(くろだ まり)です。
ヤンゴンでは、大きな音の雷とともに大雨が降る毎日が続いております。
今回は今話題になっている、最低賃金についてお話をさせていただきます。
6月29日にミャンマー政府は最低賃金を1日3,600チャット(US3.2ドル)に制定すると発表がありました。
今までミャンマーでは、最低賃金が制定されていなかったため、初の制定となります。
この3,600チャットは1日8時間労働を対象としており、
残業代などは含まれておりません。
現在、ミャンマーでは1日8時間を超える残業に対しては
2倍の金額残業代として支払うことになっています。
今回発表された最低賃金は、隣国、バングラデッシュの最低賃金US68ドルよりも高い金額になります。
カンボジアでは2015年1月から月128ドル、ラオスでは月110ドルと制定されています。
この最低賃金は2か月間の観察期間を経て、施行に移るとされています。
また、従業員が15人以下の企業や家族経営の企業は対象外になっています。
チャイナプラスワンとして考えられてきたミャンマーも
遂に最低賃金が設置され、今後の進出などにも影響があるかもしれません。
これからの政府の動きなどに注目し、こちらのブログでアップしていきたいと思います。
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Tokyo Consulting Firm Co., Ltd (ミャンマー)
ヤンゴン駐在員
黒田 真理
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