ミンガラーバー、
ミャンマー・ヤンゴン事務所の鶴見令奈(つるみ れな)です。
ヤンゴンも長かった雨季が終わり、快適な乾季になりました。
年によって違うのでしょうが、聞いていたよりも雨季はひどくなく、排水が追い付かずに川になった道路をぱしゃぱしゃと歩くことも少なかった印象です。
さて、本日は税金の回収率についてです。
ミャンマーでは低い納税率が問題になっています。特に中小のローカル企業には納税しなければならないということが常識として根付いていないようです。
ミャンマー中部都市マンダレーの最近4か月の税金の税収は予算の20%だったと政府系英字紙のGlobal New Light of Myanmarが報じました。
1,320億チャット(約120億円)の予算に対して実際の税収は260億チャット(約23億円)でした。
内国歳入局は以下の5種類の税金を徴収しています。
・特別品目税
・商業税(VAT)
・所得税
・印紙税
・宝くじ税
今回マンダレーでは、特に商業税と所得税の徴収率が特に低く、商業税が予算の15%程度、所得税が予算の8%程度しか徴収されていないことが分かりました。
ミャンマー政府は税金の徴収を強化する方針で、外資系企業は特に厳しくチェックされるようになってきているようです。
Tokyo Consulting Firm Co., Ltd (ミャンマー)
鶴見 令奈
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