社員の責任

こんにちは、
株式会社東京コンサルティングファームの小林です。

今日は、社員の責任というテーマで述べたいと思います。

 

 

仕事には必ず「責任」というものが伴います。

会社というのは組織ですので、社長1人で会社で起こるすべての物事を背負っていくことはできません。
社員に役割を与え、そこに責任をもって取り組んでもらうことが必要になります。

 

責任を持つということは、物事を最後までやり遂げる、相手の満足するレベルでやるということにつながります。

しかし、責任を持って仕事をする前提として、何に対しての責任を持つのかが明確になっていなければ、社員のパフォーマンスや全体としての成果は大きく低下してしまいます。

それぞれの社員に対し、責任範囲がどこにあるのかを正しく認識させなければ、正しく責任を果たすことはできないということです。

 

社員に期待する責任範囲よりも、社員自身が自分の責任と認識してカバーしている範囲が狭ければ、どれだけその守備範囲で頑張ったところで期待する責任が果たされることはありません。

ここで経営者と社員の考え方のギャップが生じます。

 

そもそも経営者というのは、会社で起こるすべての事象に対して、最終的には自分の責任だと普通に思えるものです。
しかし、社員の多くは、与えられた責任の範囲で自分が頑張れば、基本的には自分の役割を果たしていると考えます。

ところが、仕事というのは誰の責任であるかが明確でない部分で問題が起こってしまうものです。
野球で外野手の間にフライが上がって、お見合いしてポテンヒットになってしまうのと似ていますね。

また、ビジネスでは、「既存のお客様に対して満足する製品・サービスを提供するという役割」と、「今取引がないお客様に新たに自社の製品・サービスを買ってもらい会社を拡大していくという役割」があります。

責任というものを考えたときに、前者はやらなければお客様が満足しない、クレームになってしまうということで目に見えやすいのですが、
後者の新規顧客を獲得して会社を大きくしていくというところの責任がはっきりしなくなることが多くの会社で起こっています。

 

社員が正しく自身の責任を認識するにはどうすればよいのでしょうか?
その答えは、大きく分けて2つあります。

 

 

1つ目は、経営者や管理者が社員の責任範囲を明確に伝えていくということです。

当たり前じゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これまでのコンサルティングの経験から、実はこれができていない会社がたくさんあると私は感じています。

ここまでやってくれると思っていたのに・・・ともし部下に対して思ったことがあるのであれば、自分がそこまでやって欲しいと明確に部下に伝えていたか?を考えてみてください。

日本人には察する文化があるといいますが、やはり責任を持ってほしいのであれば、相手の察しを期待するだけではうまくいきません。明確に伝えていかなければならないと思います。

 

しかし、これだけでは責任を与えるのは会社や上司の役割だと社員が思うようになり、いわゆる指示待ち社員しかいない状態になってしまいます。

また、先ほど申し上げたようにすべての起こりうる問題を予測して社員に責任を与えるということも、実際は難しいものです。

 

 

そこで2つ目のポイントになります。

それは、社員自身が自らの責任範囲を広げるということを会社のルール・文化として浸透させていくということです。特に現場で起こる問題は、経営者よりも現場社員の方が見えているものです。
そうであれば、現場社員自身が上司から指示を受けていなくても、そうした問題が起こらないような仕組みを考えて実践していくことが必要になります。

さらに、先ほど申し上げた会社を拡大させていくという点において、いま目の前にある仕事だけに取り組んでいてはうまくいきません。
今は取引先になっていないお客様のために自社の製品・サービスを届けていきたいという風に考えることを多くの社員ができるようになれば、会社全体がそのような雰囲気になって実際に売上や利益も伸ばしていける可能性が広がります。

そのためには、社員がそのように考えられるように、自分の責任範囲を広げていくための教育が必要です。

 

責任範囲を明確に伝えていくのと同時に社員自身が責任範囲を広げるような組織作りが、会社が成長していくためには必要になります。

次回は、このような組織作りをどのように進めていくのか?についてより深く掘り下げていきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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