マレーシアのMM2H

投資環境・経済

皆様こんにちは。Tokyo Consulting Firm Sdn. Bhd.の谷口です。

今回はマレーシアのソーシャルビジットパスの一形態であるMM2Hをご紹介致します。

MM2H(Malaysia My Second Home)はリタイアビザと呼ばれており、

定年退職後、マレーシアに移住し、長期滞在をする際に取得するビザとなります。

こちらはリタイアビザとなるため、原則として就労はできません。

リタイアした人にマレーシア国内で消費・投資をしてもらおうというのが趣旨であり、

投資活動が認められております。

また、取得に係る経済要件が

・RM300,000の定期預金口座開設

・RM500,000以上の財産証明(50歳以上ではRM350,000以上)

・月RM10,000以上の収入証明

となっており、リタイアビザの中でも比較的容易に取得できるビザとなっております。

年齢制限もないことから、リタイア目的でなく長期滞在のためのビザとして取得する日本人も多く、2002年以降2016年1月までに、日本人は約4,000人が総計で取得しており、中国人についで2番めに取得が多い国となっております。

では、このMM2Hビザで許可されている投資活動、及び禁止されている労働の範囲はどのようになっているのか。

次回はこちらをご紹介させて頂ければと存じます。

どうぞよろしくお願い致します。

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