電子インボイスに関して売上高15万リンギ超~50万リンギ以下の中小零細企業の導入延期

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループマレーシア拠点の長山毅大です!

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さて、今回は「電子インボイスに関して売上高15万リンギ超~50万リンギ以下の中小零細企業の導入延期」についてお話していこうと思います。

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目次

電子インボイスに関して売上高15万リンギ超~50万リンギ以下の中小零細企業の導入延期

 

 マレーシアでは企業の売上高に応じて段階的に電子インボイスが導入されています。

 当初、年間売上高が15万リンギ超~50万リンギ以下の中小零細企業は、2025年7月1日までに電子インボイスを導入する予定でした。

 しかし、2025年内国歳入省(IRB)の2月20日の発表により、これらの企業に対しては導入期限が2026年1月1日まで延期されました。

 この延期により、約24万社の中小零細企業に対し、猶予期間が6カ月追加されることとなりました。

 上記を踏まえた電子インボイスの導入スケジュールは以下になります。

1.年間売上高1億リンギット超の企業: 2024年8月1日より導入

2.年間売上高2,500万リンギット超~1億リンギット以下の企業: 2025年1月1日より導入

3.売上高50万リンギ超の企業2025年7月1日までに導入が義務化

4.売上高15万リンギ超~50万リンギ以下の中小零細企業2026年1月1日に導入予定

5.売上高15万リンギ未満の小規模事業者:年間売上高が15万リンギ未満の小規模事業者は、電子インボイス導入義務の対象外

 企業は売上高に応じた上記スケジュールを鑑み 電子インボイス発行に対応した会計システムの導入や既存システムのアップデートや新しいインボイス発行プロセスに関する社内研修の実施が必要になるかと存じます。

 

 本日は以上になります。

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