会計ソフトの導入

経営

当社がお客様の記帳の支援をインドネシアで始めて以来、驚かされるのは意外にこちらで長く進出している比較的規模の大きな製造業様の中でもまだエクセルで財務諸表の作成をしているところが意外に多いということです。

ここ数年で、インドネシアにおいても多くの汎用性の高い会計ソフトが出てきました。特に当社のお客様は中小のお客様が多いので、なかなか数百万円をかけていきなりシステムを組むのが難しいということが多く、そういったお客様のニーズにもこたえてくれるソフトが出てきています。
MYOB、あるいはTallyなどはほかの国でも多く使われていますが、他にも業務管理ソフトと統合できるタイプの会計ソフトもあります。

いずれにしても、ポイントとしては、インドネシアルピア、USDどちらにも対応できるマルチカレンシータイプを選ぶこと、在庫、固定資産、掛け処理等のほか、インボイス発行等の業務も一部できるタイプもあるので、ニーズに合わせて選ぶ、会計期間がフレキシブルに変えられるものを選ぶこと(中には1~12月のみ対応というのもあります)、といった項目から選択していきましょう。

必要十分な機能、費用と効果という視点がいずれにしても重要ですね。

東京コンサルティンググループ
インドネシア現地法人代表
社会保険労務士 加藤大和

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