インドブログ番外~トルコ視察記~

みなさん、どうもこんにちは。増田です。
今週は、インドのディワリ(お祭り)休日を利用してトルコに視察に行ってまいりました。

弊社では、今年2月にトルコ現地法人を設立し、設立・会計・税務などのサポートを日本と現地の両面から行っております。

ディワリが11日(日)~13日(火)の3日間でしたので、出発、帰国ともに夜中という2泊3日の弾丸ツアーではありましたが……現地企業の方、弊社の提携事務所とも交流でき、非常に有意義な3日間でした。
また、たまたまトルコの空港で弊社ドバイ駐在のパサン・ヨルモさんとお会いし、彼が私に言った「増田さん、世界が狭くなったね。」という一言に、私自身感動を覚えると同時に、弊社の成長スピードの速さを再認識することができました(パサンさん、どうもありがとうございました。また今週末、ドバイでお会いしましょう)。

デリー空港からトルコに向かう際、5、6組の日本人のご家族連れと一緒になり、インドの中ではかなり多くの日本人の方を見かけました。
聞くと、インド駐在員の中で「タイ」「トルコ」は非常に人気が高く、多くの方が「トルコは良いよ」とおっしゃっていました。インド駐在の半数以上の人が、「出張」や「旅行」という形で、トルコに行ったことがある、というのを聞いて、あまりの多さに驚きました。

弊社トルコ現地法人には、元インド駐在員の田中隆道さんが赴任しており、彼からも色々と現地の情報を聞きながら、日系のトルコ進出企業にも訪問してきました。

移動手段は、電車、バス、タクシーなどになりますが、タクシーで注意しなければいけないのが、ドライバーが勝手に遠回をし、気が付くと数百円のタクシー代が数千円までいってしまうという事や、渋滞がひどく途中でドライバーに降ろされる、又は近い距離だと全く乗せてくれない、という事がたった数日間の滞在で何度もありました。

通貨は「トルコリラ」で、1リラ≒44円で、物価水準としては、インドから行った私としては……とにかく「全てが高い」と。(もちろん、日本よりかは安いとは思いますが。。)
言語はトルコ語が大半で、英語を喋れる人の数が圧倒的に少なく、我々が道に迷った際に辺りの人に聞いても、お互い言葉が全く理解できず、ほんとに「話にならない」という状況でした。

……と、あまり脈絡のない話ばかりになってしまったので、戻します。

現在、トルコ進出企業は約140社(商工会ベース)程度であり、そのうちの約半数が、日本人駐在員がトルコに不在、という状況で、日本人の数も、現在100名程度とのことでした。トルコに視察に来る日系企業はいくつかあるとの事ですが、いざ進出、となるとすぐに話が進まない、といった状況だそうです。

実際にトルコに進出している某大手家電メーカーの方にお話を聞くと、ここでも他のアジア圏と同じように、「SAMSUNG」「LG」といった韓国の家電メーカーがかなりのシェアを占めており、ビジネスとしても、これからどうやって巻き返していくか、といったお話でした(実際に、大型ショッピングモールに行ってTV売り場を見ると、最前列にSAMSUNG、LG、日系企業のSONYやPANASONICは後方ブース、といった形で、インドと同じような感覚を受けました)。

しかし、トルコについては人口約7,800万人(2011年7月時点の推計)、その人口の半数は29歳以下の若年層で占められており、近年の経済成長は目覚ましいもので、実際の市街地も活気にあふれていました。また、現在多くの高層ビルが建設中(建設ラッシュ)で、今後さらなる企業進出が見込まれます。

我々も、今後の日系企業の進出に際し、現地でサポートをできる機関がまだまだ少ない中で、我々の業務を通じて、日本・トルコの懸け橋になれるよう尽力していきたいと思います。

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