中国「出版物市場管理規定」について

こんにちは、東京本社・呼和塔拉です。

今回は、中国「出版物市場管理規定」についてご紹介します。ご興味があれば、是非ご一読頂ければと思います。

 

2016年5月31日、中国国家新聞出版広電総局・商務部は、「出版物市場管理規定」(以下「出版管理規定」という)を公布し、同6月1日から施行されます。当該「出版管理規定」の公布により、2011年3月に公布された「出版物市場管理規定」(以下「旧出版管理規定」という)が廃止されました。

 

「出版管理規定」は小中学校教科書の発行に関して要件が追加されたほか、「旧出版管理規定」における様々な規制内容を削除し、出版業界における規制緩和となったとは言えます。

「旧出版管理規定」は、「図書、新聞、定期刊行物のチェーン経営を行う企業は、チェーン店舗が30店を超える会社については、外資による持分支配を認めない」としていましたが、「出版管理規定」では、これらに関する規定を削除しました。外資参入規制緩和後の実務の動向に注目したいと思います。

 

以上、お読み頂きありがとうございました。

 

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