皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループカンボジア拠点の谷坂 映歩です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「2024年のカンボジアレストラン協会調査にて、競争の激化、熟練労働者の不足が浮き彫りに~Part2~」についてお話していこうと思います。
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目次
2024年のカンボジアレストラン協会調査にて
競争の激化、熟練労働者の不足が浮き彫りに~Part2~
熟練労働者の不足の課題について
熟練労働者の不足は、レストラン業界にとって依然として大きな課題として挙げられたままとなっています。この問題に対処するため、レストラン業界は、社内研修プログラムの確立や教育機関との提携によるオーダーメイドのコース作成、実習やインターンシップの機会の提供、継続的な専門能力開発を促すための認証・認定プログラムの開発等を行う必要があります。また、レストランが高いサービス水準と経営効率を維持できるよう、熟練労働者の育成に投資することは、業界の持続可能性にとって不可欠です。カンボジアの観光回復の兆しは見えており、コロナ前の2019年と比較すると、未だ完全な回復には至ってはいませんが、2023年の航空便の到着者数は22022年比で倍増しています。観光回復と同時にレストラン業界への客足増加と収益を大幅に押し上げるためにも、レストラン業界を含む観光インフラ部門での雇用創出(社印育成)、官民パートナーシップによる国際競争力の促進により、カンボジア経済への更なる投資が重要になってくるでしょう。
カンボジアの経済成長(追記)
カンボジアは2010年初頭から力強い経済成長を遂げ、貧困を大幅に削減してきました。2024年の経済成長率は6%近くと見込まれており、投資規制がさほど厳しくないカンボジアへの投資やビジネスチャンスは大いにあると見ています。COVID-19の大流行により、この成長は一時は鈍化しましたが、それ以後、さらにカンボジアの貧困率は大幅に削減され、最貧困層の40%の世帯で消費が伸びたとも報告されています。今後の更なる観光回復と併せて、レストラン業界の成長にも期待ができます。
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株式会社東京コンサルティングファーム カンボジア拠点
谷坂 映歩
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