カンボジアの納税者区分のアップデート

税務

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファーム安藤です。

 

今回は、カンボジアの納税者区分のアップデートについてお話したいと思います。

 

カンボジアでは、納税者が下記3つの区分に分けられています。

Small Taxpayers(小規模納税者)

Medium Taxpayers(中規模納税者)

Large Taxpayers(大規模納税者)

 

区分は、それぞれ売上や組織形態などによって異なります。

アップデート後の各区分は下記のようになっています。

(2021年1月12日発行Prakas 009 MEFより)

 

【Small Taxpayers(小規模納税者)】

個人事業主またはパートナーシップであり、以下のいずれかに該当する者

  • 農業、サービス、商業部門の年間売上高は2億5000万から10億リエル(62,500ドルから250,000ドル)
  • 産業部門の年間売上高は2億5000万から16億リエル(62,500ドルから40万ドル)
  • 6000万リエル(15,000ドル)からの3か月連続の売上高
  • 6000万リエル(15,000ドル)から3か月連続で売上高が見込まれる
  • 商品およびサービスのコンサルティングの入札、および料金

 

【Medium Taxpayers(中規模納税者)】

  • 農業部門の年間売上高は10億リエルから40億リエル(250,000ドルから1,000,000ドル)
  • サービスおよび商業部門の年間売上高は10億リエルから60億リエル(250,000ドルから1,500,000ドル)
  • 産業部門の年間売上高は16億リエルから80億リエル(400,000ドルから2,000,000ドル)

対象

  • 法人または駐在員事務所として登録されている企業
  • 地方自治体、協会、非政府組織(NGO)、 政府機関、外交使節団および評議員、国際機関および他の政府の技術協力機関

 

【Large Taxpayers(大規模納税者)】

  • 農業部門の年間売上高が40億リエル(1,000,000ドル)以上
  • サービスおよび商業部門の年間売上高が60億リエルリエル(1,500,000ドル)以上
  • 産業部門の年間売上高が80億リエル(2,000,000ドル)を超える

対象

  • 適格投資プロジェクト(QIP)
  • 多国籍企業の子会社
  • 外国企業の支店

 

今回は、以上となります。

上記に関して、自分の会社の場合は?というような具体的なご相談がございましたら、お気軽に下記Facebookにお問い合わせください。

 

個人:https://www.facebook.com/tomomi.ando.9277

カンボジア法人:https://www.facebook.com/tokyoconsultingfirm.cambodia/

 

皆様に少しでも多くお役に立てられていますと幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

是非他の記事も見ていただけますと幸いです。

 

 

株式会社東京コンサルティングファーム  カンボジア拠点
安藤 朋美

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