経済特別区(SEZ)

その他

こんにちは、カンボジア駐在員の東真奈美です。

本日は、国の投資・輸出関連産業の拡大、雇用機会の創出を目的としているカンボジアの経済特区(SEZ)について、お伝えします。

産業基盤が整備されているSEZ(Special Economic Zone)に関する制度は、2005年にカンボジアに導入され、現在22ヶ所が認可されています。

経済特別区(SEZ)は、下水道施設、排水処理施設、固形廃棄物の貯蔵・管理所、環境保護施設などの関連インフラが備わっているだけでなく、法人税・輸入関税・付加価値税(VAT)について優遇措置もあります。

日系企業は、経済特別区の中でも、プノンペン・スバイリエン・シハヌークビルに入居しています。

プノンペン経済特区は、プノンペン市街地から18kmの場所にあることもあり、現在18社の日系企業が入居しています。

スバイリエン地域の経済特区は、ベトナムの国境付近の国道1号線沿いに集中しているので、日系企業にも好まれ、数社入居しています。

シハヌークビル地域は、国道4号線沿いにあるシハヌークビル経済特区や、日本政府の支援により3月に完成した深海港に隣接したシハヌークビル港経済特区があるため、今後、日系企業の入居の増加が見込まれます。
ちなみに、シハヌークビル港経済特区の入居第一号は、王子製紙グループと発表されました。

シハヌークビルは、プノンペンから230km、バスで4時間の場所にあり、カンボジアで最も人気のあるマリンリゾートでもあります。

先日、私は、シハヌークビル経済特別区に入居している企業様を訪問するためにシハヌークビルにバスで行ってきました。空気がプノンペンより綺麗で、美しい白砂とマリンブルーの海岸があり、次回は休日にきてのんびりと過ごしたいと思ってます。

シハヌークビルにて

以上

関連記事

ページ上部へ戻る