カンボジア企業経営への心得

経営

皆様こんにちは、カンボジア駐在員の澤柳です。             

さて、今回のテーマは「論理と感情は相反しない」です。

 

今週、あるきっかけで、自分ができるだけ論理的に行動しようとしていること、そして感情を軽視していたことに気がつきました。

 

論理的だからこそ失敗や間違いが減るのであり、論理的だからこそ効率的・効果的な仕事ができるのだと思っていましたので、私は感情が仕事の中に入ってくるということは悪であり不要なものでもあると感じていました。

また、その結果なのか、いつのまにか私の頭の中では、論理と感情は相反するものという定義になっていました。おそらく、同じように論理と感情が相反するものであると考えている人もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、よくよく考えてみると、日々の仕事の中では論理的なものと同じくらい感情的なものが複雑に絡んで存在していますし、時には論理的で且つ感情的であるものさえ存在していることに気がつきました。

 

そしてさらに、経営コンサルを行う上では、顧客が経営者である限り、論理よりも感情の方が重要となります。

論理的に経営者と接すれば接するほど、経営者はそのようなコンサルを嫌がりますし、好きでもなく信頼もしてないコンサルの論理など逆に反感を買ってしまうでしょう。論理はないが熱意はある好青年の方が、まだ経営者にとっては近くに置いておきたいと思うはずです。私も同じ立場であれば、そうすると思います。

 

我々がもし分析家であり、分析結果や何らかのレポートを顧客である経営者に出すだけであれば論理的で良いのでしょうが、もし経営者と一緒になって、仕事のパートナーとして二人三脚をすることが求められるのであれば、やはりそこでは経営者から好かれ、信頼され、尊敬され、安心してもらわなければいけません。そうでなければ、我々はコンサルを始めることすらできません。

 

しかし、私は仕事で感情を軽視していた人間なので、ただ単に気がついた、というだけでは気が済まず、感情が本当に仕事でも有効なのか論理的に調べ、実際に実験もして見ました。(細かな話は長くなるので省きます)その結果、やはり感情の仕事での重要性はあるのだと、やっと、気がつきました。

 

論理的とは、本来、思考や表現のスタイルの一つでしかありません。論理的であることが必ずしも善ではありません。例えば、美味しいものを食べて、これはあの材料がこのバランスで配合されているからこのように美味しいと思う方が稀で、実際は、感情的にこの味が好き、美味しいと感じるだけです。それがある意味、人間として論理的でもあるのです。そして、感情から全てはスタートします。

 

論理か感情かという二項対立させる必要性がそもそもありませんし、その行動が論理的か感情的かをわざわざ判断する必要性もないのかもしれません。

 

このような議論をしている時点で既に遅れはとっているのですが、これからの私の課題として、どのように経営者に好かれ、信頼され、そしてコンサルをさせてもらえるか、しっかりと勉強し、実践していきたいと思います。

 

 

澤柳 匠

 

 

 

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