カンボジア企業経営への心得

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皆様こんにちは、カンボジア駐在員の澤柳です。             

さて、今回は「アイデアのつくり方」についてお話しします。

アイデアを生み出す上で世界的に参考にされる有名な著書である『アイデアのつくり方』-ジェームズ・W・ヤング著-では、アイデアが生まれるプロセスは、次の5つの段階があると書いてあります。

資料集め
集めた資料の咀嚼
放置(孵化段階)
ひらめき
アイデアの検証・具現化

やはり、最初は情報の収集。後悔のないよう、これ以上ないほどの情報を収集していきます。そして、収集した情報を整理して理解しながら、アイデアを「もう出ない。無理だ〜。」と嘆くまで書き出していきます。

初めの方に生まれるアイデアは、誰にでも考えられるような他愛もないものしか生まれないようで、一度全てを吐き出したその先に”斬新な”アイデアというものは生まれてきます。

第3段階に「放置」とありますが、これは無意識下でアイデアを探す作業です。考えられるだけ考えて、最後は日々の生活の中のインスピレーションに身を任せることになります。お風呂やトイレの中、電車に揺られているときなど、特にリラックスした状態だと、頭がスッキリして素晴らしいアイデアが生まれることが多いです。

注意しなければならないのは、直感を重視してアイデアが生まれるのをただ待つわけではないという点。必ず無意識下で考えられる状態まで追い込むらしいのです。とにかく、情報を収集・整理していくことでアイデアの種をまいていき、綺麗な花を咲かせていくことが大切になります。

このアイデアのつくり方は、我々がコンサルを行う上でも非常に有効なツールになるでしょう。

 

澤柳 匠

 

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