こんにちは。
東京コンサルティングファームブラジルの濱咲克心です。
今週は2017年所得格差に関して記載します。
IBGE(ブラジル地理統計院)が発表した調査によると、2017年の国民1人あたりの平均月収はBRL1,271となり、昨年のBRL1,285を下回っていますが、これを①所得上位者と②労働人口の半数で比較した場合、36.1倍の開きがあることになります。
■平均月収
①所得上位者/200万人(人口の1%):BRL27,213
②労働人口の半数/4,500万人:BRL754
なお、約1,000万人が平均月収40レアルとの発表もあり、所得格差が非常に大きいことが見ることが出来ます。景気後退が終わったと言われていますが、今後は所得格差がさらに大きな社会問題になっていくものと考えられます。