ベトナム労働者の生産性

こんにちは、ベトナム、ハノイ駐在員の浅野です。
 27日付The Saigon Times Dailyによるとベトナム労働者の生産性は、アセアン諸国の平均の労働者の生産の61.4%とのことです。
 ベトナムより生産性が低いのはミャンマーとカンボジアのみであり、シンガポールとマレーシアと比較するとそれぞれ12%、22%とのことです。
 ベトナムに未進出若しくはマネジメント経験がない方からすると意外と思われるかもれませんが、既にご経験がある方からすると、特に驚くことでもないと思います。
 
 このデータは、産業全体についてのものであり、ホワイトカラー及び工場従事者の生産性を正確に表しているものでないかもしれませんが、全体として、ベトナム人労働者は、就業意識、規律の面でも意識的な部分から他の国と劣ると印象を持ちます。
 よって、進出をご検討されている企業様は、世間でよく聞かれる、ベトナム人は日本人と国民性が似ていて手先が器用で勤勉である、という情報をそのまま鵜呑みにされることなく、進出前の段階での十分な調査をお勧めいたします。

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