タイの国内マーケットの拡大とインフレ懸念について

今回はタイ国内マーケットの拡大とインフレ懸念についてお話します。

 

タイ一人当たりのGDPは、この10年で3倍近くにもなりました。個人消費は大きく伸び、国内マーケットは着実に拡大しています。
2009年世界金融危機以降も、タイ経済は拡大基調にあり、大洪水 の影響を残しつつも、国内需要は旺盛な伸びを示しています。
インフレ率も、この10年は一桁台で、比較的安定していることが わかります。

 

しかし、2013年1月と2017年1月に法定最低賃金が 引き上げられ、1日305~310バーツとなったこと、
2011年の大 洪水以降に食料品などの生活必需品が10%レベルで上昇していることなどから、
政府は内需の拡大とインフレ懸念のバランスに対する慎重な判断が求められるところです。

 

以上、お読みいただきありがとうございました。

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2019-10-23

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