タイ–カンボジア国境、衝突再燃

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループタイ拠点の松木 祐里香です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「タイとカンボジア国境における再衝突」についてお話していこうと思います。

タイに関する基礎知識が知りたい方は、こちらから▼
・タイに関する基礎知識

タイに関するセミナーに参加したい方は、こちらから▼
・タイ関連セミナー


目次

【タイ–カンボジア国境、衝突再燃】

2025年12月に入り、タイとカンボジアの国境地帯で再び軍事衝突が発生しました。背景にあるのは、長年にわたる領有権をめぐる争いであり、両国の武力衝突は今後も予断を許さない状況にあります。

【 最近の経緯】

  • 12月7日〜8日にかけて、タイ東北部(シーサケット県付近)とカンボジア西部の国境付近で、双方の軍による銃撃戦が報告されました。タイ軍は小火器や迫撃砲を使用したと主張。タイ側の発表によると、2名のタイ兵が負傷しました。
  • 同日、国境に近い数州(Buriram, Surin, Si Sa Ket, Ubon Ratchathani など)では住民に避難命令が出され、数千〜数万人規模の避難が行われています。 
  • 一方で両国の主張は真っ向から対立。タイ軍はカンボジア軍が先に発砲したとしていますが、カンボジア側は「タイ側の一方的攻撃だった」と反論。カンボジア国防省は、報復は行っておらず、国際社会に対して公平な調査を求める声明を出しています。 

【背景 — 最近の停戦と和平合意】

両国は2025年10月26日、マレーシアのクアラルンプールで、和平合意(Kuala Lumpur Peace Accord)に調印していました。重火器の撤収、地雷除去、共同監視体制の設置などが盛り込まれ、和平実現への期待が高まっていました。 

しかし、11月にカンボジア側による地雷使用疑惑が浮上。タイ軍兵士が地雷で負傷した事件をきっかけに、和平の枠組みは崩壊。一部地域で戦闘が再開し、今回の衝突に至ったと報じられています。

【現地在住者・渡航者に求められる対応と注意】

このような状況を受け、複数の国の在外公館や国際機関が、タイ–カンボジア国境地域への 不要不急の渡航の自粛 を強く呼びかけています。とりわけ、国境から半径数十キロ圏内の地域は 治安が極めて不安定 であり、地雷や急な爆発、軍の移動に巻き込まれるリスクもあるとしています。

以上、今週もお読み頂きありがとうございました!

 

この記事に対するご質問・その他タイに関する情報へのご質問等がございましたら
お気軽にお問い合わせください。

※画像クリックでお問い合わせページへ移動します

【PR】海外最新ビジネス情報サイト「Wiki Investment」


※画像クリックでWiki Investmentページへ移動します

進出予定の国、進出している国の情報収集に時間かかりませんか?

進出してビジネスを成功させるためには、

その国の知識や実情を理解しておくことが必須となってきます。

しかし、情報が溢れかえっている社会ではどれが本当に信頼できる情報なのか?が重要になります。

そんな「信頼できる情報」をまとめたサイトがあれば、どれだけ楽に情報収集ができるだろう…

その思いから作成したサイトがWiki Investmentです!!

弊社東京コンサルティンググループは海外20カ国超に拠点を有しており、

その現地駐在員が最新情報を「Wiki Investment」にまとめています。

【Wiki Investmentで何ができる?

・現地駐在員が毎週ホットな情報を更新するNews update

・現地に滞在する方からご質問頂く、
 より実務に沿った内容が記載されているQ&A集

・当社が出版している海外実務本をデータベース化したTCG書籍

などの新機能も追加しました!

 

経営者・幹部層の方におススメしたい【全ての経営者へ贈るTCGブログ】

※画像クリックで「TCGブログ」ページへ移動します

会社経営や部下のマネジメントをしていると、様々なお悩みって出てきませんか?

どうしたら、会社は良くなっていくんだろう・・・
・部下が育ってくれるにはどうしたらいいんだろう・・・

そういったお悩みをもつ経営層の皆様におススメしているブログがございます。
コンサルティングファームとして、これまで多くの企業様と関わり、
課題を解決してきたコンサルタント達による

経営課題や悩みについて解説したブログを無料公開しております。

もっと会社を良くしたい!、マネジメントについて学びたい!

そうお考えの皆様におススメのコンテンツとなりますので、ぜひご覧ください!

・「全ての経営者へ贈るTCGブログ」はこちらから


 

 

 

 

 

 

 

株式会社東京コンサルティングファーム タイ拠点
松木 祐里香


※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

関連記事

タイ、有害物質法の有害物質リストを改正

運営会社HPはこちら

2019-10-23

東京コンサルティンググループ

カテゴリー

↓チャンネル登録↓

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

456人の購読者に加わりましょう
ページ上部へ戻る