トレーニングEP(TEP)について~短期間の実習のためのビザ~

労務

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループ シンガポール拠点の田中 勇です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「トレーニングEP(TEP)について~短期間の実習のためのビザ~」についてお話していこうと思います。

 

シンガポールについて知りたい方は…

シンガポールに関する基礎知識が知りたい方は、こちらから
・シンガポールの基礎知識
シンガポールに関するセミナーに参加したい方は、こちらから
・シンガポール関連セミナー


【トレーニングEP(TEP)について~短期間の実習のためのビザ~】

シンガポールでは通常の就労パスに加え、短期間の研修生や技術研修の目的のためのパスがあります。今回はその中から最も一般的な、トレーニングEP(TEP)について解説していきます。

 

1.TEPとは

TEPは、通常のEPと異なり、短期間の技術研修や研修生の受け入れのために発行することができる特殊なパスとなります。その期間は3か月迄と限られており、更新を行うことはできません。また、過去にTEPを取得した人物が、同一の内容の研修で再度TEPを発行することはできません。

2.要件

TEPの対象となるのは、外国の学生、もしくは海外のオフィスや子会社などからの研修生である必要があります。外国の学生であれば、下記のリンクの教育機関で就学しており、研修内容が、自分の研究テーマと合致している必要があります。もし、有給インターンシップ等で、月額SGD3,000(固定給および固定手当を含む)以上稼いでいる場合は、下記のリンク の教育機関で就学していなくても問題ありません。

https://www.mom.gov.sg/passes-and-permits/training-employment-pass/list-of-acceptable-institutions#/

また、海外からの研修生の場合、支社、子会社や、親会社等からの受け入れを指しており、資本関係がない会社については基本的には対象外となります。  また、月額SGD3,000(固定 給および固定手当を含む)以上の所得を得ている必要があります。

 

今回は以上お伝えします。この基準に該当しない場合でも、別のビザで研修生を受け入れる方法もありますので、それらについてはまた別の記事で解説していきます。

 

 

この記事に対するご質問・その他シンガポールに関する情報へのご質問等がございましたら
お気軽にお問い合わせください。

※画像クリックでお問い合わせページへ移動します

【PR】海外最新ビジネス情報サイト「Wiki Investment」


※画像クリックでWiki Investmentページへ移動します

進出予定の国、進出している国の最新情報、本当に分かっていますか?

進出してビジネスを成功させるためには、その国の知識や実情を理解しておくことが
必須となってきます。

しかし、情報が溢れかえっている社会ではどれが本当に信頼できる情報なのか?
重要になる要素かと私は思います。

そんな「信頼できる情報」をまとめたサイトがあれば、どれだけ楽に情報収集ができるだろう…

その思いから作成したサイトがWiki Investmentです!!

弊社東京コンサルティンググループは海外20カ国超に展開しており、
その現地駐在員が最新情報を「Wiki Investment」にまとめています。

【Wiki Investmentで何ができる?

・現地駐在員が毎週ホットな情報を更新するNews update

・現地に滞在する方からご質問頂く、
 より実務に沿った内容が記載されているQ&A集

・当社が出版している海外実務本をデータベース化したTCG書籍

などの新機能も追加しました!

 

経営者・幹部層の方におススメしたい【全ての経営者へ贈るTCGブログ】

※画像クリックで「TCGブログ」ページへ移動します

会社経営や部下のマネジメントをしていると、様々なお悩みって出てきませんか?

どうしたら、会社は良くなっていくんだろう・・・
・部下が育ってくれるにはどうしたらいいんだろう・・・

そういったお悩みをもつ経営層の皆様におススメしているブログがございます。
コンサルティングファームとして、これまで多くの企業様と関わり、
課題を解決してきたコンサルタント達による

経営課題や悩みについて解説したブログを無料公開しております。

もっと会社を良くしたい!、マネジメントについて学びたい!

そうお考えの皆様におススメのコンテンツとなりますので、ぜひご覧ください!

・「全ての経営者へ贈るTCGブログ」はこちらから


株式会社東京コンサルティングファーム シンガポール拠点 田中 勇


※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

関連記事

ページ上部へ戻る