確定申告(シンガポール)

税務

皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。

 

 シンガポールも個人確定申告の時期が近づいて来ており、皆様の手元にも確定申告書類がIRASより届いたことかと思います。

 去年の途中でシンガポールへ赴任した方などは個別に取りに行く必要もあるので、来月15日(18日)の申告期限に間に合うよう、余裕をもって準備していただければと思います。

 

 さて、シンガポールの個人所得税率は累進課税で最大20%となっています。下記、参考までに表を記載致します。

 

課税所得

税率

20,000S$まで

0%

20,001~30,000S$

2%

30,001~40,000S$

3.5%

40,001~80,000S$

7%

80,001~120,000S$

11.5%

120,001~160,000S$

15%

160,001~200,000S$

17%

200,001~320,000S$

18%

320,001S$~

20%

 

 

 シンガポール政府は、インターネットを通じた電子申告システムe-filingを通じて申告することを推進しております。その際、通常の申告書Firm B1のペーパーベースで申告する場合、提出期限は4月15日までとなりますが、SingPassを使った電子申告の場合は若干延長が認められ、4月18日までとなっております。提出が遅れる場合は、各自ペナルティが課せられるため、くれぐれも提出が送れないよう、事前の申告をされることをお勧め致します。個人で申告することになりますので、基本的に会社から総合支給額を算出したIR8A、いわゆる日本の源泉徴収票を用意してもらい、その他手当て(Benefit-in-kind)を受け取る場合はAppendix8Aを用意した上で、申告手続きを進めます。

 

 不明点等ございましたら、いつでもご連絡いただければと存じます。

  

以上


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2019-10-23

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