シンガポールの家族ビザについて

労務

 

 皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。

 

 今回はシンガポールの家族ビザ(Dependant’s Pass)について述べさせていただきます。

 

  1. シンガポールの家族ビザの要件が変更になると聞きました。詳細について教えてください。

 

  1. 先日、MOM(人材開発省)より家族ビザの取得要件が変更されました。

 

【従来まで】

EPビザの保有者で、基本月給(monthly basic salary)がS$4,000以上の方について、家族ビザの申請が可能でした。

 

【変更点】

今回のMOMからの発表は、基本月給についての変更であり、S$5,000以上の方について、家族ビザの申請が認められる事となりました。2015年の9月1日より施行される予定となっております。

 

【影響について】

現在、基本給がS$5,000未満で将来的に家族をシンガポールに呼び寄せる方は、会社と相談の上、基本給の変更を検討する必要があるかと思われます。日本人駐在員の場合、基本月給の他、家賃等のAllowanceが出ているかと思いますが、それを基本月給に組み込む等の、給与の見直しを推奨致します。

 

もしくは、家族ビザは申請してからその認可は半年間有効であるため、9月1日までに家族ビザの申請を行っておく事が望ましいものと思われます。

 

また、現状EPビザの申請は基本月給S$4,000以上より可能ですが、これについても将来的には見直される可能性があります。会社としては、今後のシンガポールでの日本人派遣について、計画を確認して頂ければと思います。

 

 

【問い合わせ先】

Tokyo Consulting Firm Co. Pte. Ltd.,

岩城 徳朗(iwaki noriaki)

iwaki.noriaki@tokyoconsultinggroup.com

65-8553-1607

 

 

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