フィリピン就労ビザについて

法務

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファーム・フィリピン支店の伊藤澄高です。

 

今週もお客様から頂いたご質問にお答えいたします。

 

Q:フィリピンの就労ビザ取得方法について教えてください。

 

A:フィリピンで獲得する就労ビザは9g(ナインジーと読みます)とも呼ばれ、フィリピンンで働くうえで必要なビザとなっております。

 

就労ビザの申請をする前に労働局にて、外国人労働許可書(Alien Employment Permit)の取得が必要になります。申請にあたり、必要な書類は所定の申請書、雇用契約書、パスポート、申請者の顔写真などがあげられます。

 

労働許可書の取得後、移民局(Bureau of Immigration)で就労ビザ申請が可能となります。また、ご注意いただきたいのですが近年ではPWP(Provisional Working Visa)といった仮ビザの取得が必要となっております。本ビザの申請から数日後に移民局から申請者のインタビュー日程が通知されます。インタビュー後、2~3週間後に就労ビザが承認され、ビザ取得後にはACR card(Alien Certificate of Registration)という外国人登録書を手に入れるというのが手続きの一連の流れとなります。就労ビザ取得には3~4か月ほど時間を要します。

 

また、弊社で就労ビザ取得のご依頼をしていただいた際のスケジュールを下記に記載いたしますので参考にしていただければと思います。

 

①  申請者の情報をTCFへ提供

②  情報を基に必要書類の作成(1週間)

③  書類へのサイン、パスポート原本の受領(2~3日)

④  PWP(Provisional Working Permit)の申請、取得(1~2週間)

⑤  労働許可書の申請、取得(2~3週間)

⑥  移民局へ就労ビザの申請(1日)

⑦  書類のレビュー、面接日の日程通知(2~3週間)

⑧  担当官によるインタビュー(1日)

⑨  書類レビュー、就労ビザの承認待ち、発行(4~6週間)

⑩  ACR cardの発行(2~3週間)

 

弊社では、就労ビザ取得のサポートを請け負っております。何か就労ビザについてご質問・ご相談等ございましたらお気軽にご連絡ください。

 

以上となります。

 

今週もどうぞよろしくお願いいたします。

 

株式会社東京コンサルティングファーム

フィリピン支店 伊藤澄高

 

 

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