こんにちは、Tokyo Consulting Firm Philippine Cebu Branchの近石 侑基です。
フィリピンで就労されている方の多くが所持している就労ビザ(9Gビザ)に関して、初回の取得では1年、2年、3年間のいずれかから有効期間の選択が可能であることは、様々なサイトから情報を得ることができますが、もし、就労ビザの有効期限以降もフィリピンで就業し続けたい場合はどうしたらよいでしょうか。そんな疑問にお応えるするために、今回のブログでは就労ビザの延長・更新手続きに関してご説明いたします。
就労ビザの更新手続きは、まずはAEP(Alien Employment Permit)とPWP(Provisional Working Permit)を取得して頂き、その後、就労ビザ(9Gビザ)を申請する流れとなり、初めて就労ビザを取得する場合も同じ手続きとなります。
ただ1点異なるのが、申請の開始時期です。
初めて就労ビザを取得する場合は、フィリピンの会社との雇用契約書など必要書類の準備に時間が掛かり、その間は観光ビザ(9Aビザ)の延長をして頂く必要がございます。(初回は1カ月のみ、2回目以降の延長手続きでは1カ月、2カ月、6カ月から選択可能。最長2年間は観光ビザでフィリピン滞在可能)
就労ビザの延長手続きの場合、初めて取得される場合と同じく、全ての書類が揃ってからという悠長なことは言っていられません。
就労ビザの延長手続きは、現在の有効期限が切れる少なくとも3カ月前には延長手続きを始めて頂く必要がございます。その理由といたしましては、9Gビザ発行前に作成されるPWPの有効期限が3カ月となり、この許可書の発効までに少なくとも1カ月から2カ月を要するため、移民局からもアドバイスされている、少なくとも3カ月前には更新手続きを始めることとなります。
今回のブログでは、意外に知られていない就労ビザの更新手続きに関するワンポイントアドバイスをお送りさせて頂きました。
今週もどうぞよろしくお願い致します。
弊社では、フィリピン進出から進出後の会計、税務、人事および労務まで
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東京コンサルティングファーム フィリピン・セブ拠点
近石 侑基
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