フィリピンの外資規制

法務

皆さん、こんにちは。フィリピン・マニラの村尾です。

 

今週はフィリピンでの会社設立における外資規制についてお話させていただければと思います。

 

フィリピンでは様々な産業において外国投資家からのとうしが誘致されている一方で、一部国内産業の保護を目的とした外国資本に対する規制が存在しています。

 

規制の中でも外国資本の参入、外国人の就業が禁止されている分野と、外国資本の比率について制限があるというものに分かれます。

 

以下に規制分野の一例をあげさせて頂きます

 

禁止分野:

・マスメディア

・弁護士、薬剤師等の専門職

・払込資本金が250万USD以下の小売業

 

外国資本40%以下:

・建設ライセンスを必要とする建設業

・コンドミニアムユニットの所有

 

外国資本30%以下:

・広告業

 

上記以外にもまだまだ外資規制の対象となる分野・事業がございます。

 

フィリピンへの進出を考える際にはどういったスキームで進出を行うのが適切であるのか業種ごとによって異なるという点に注意しなければなりません。

 

弊社の方で進出スキームについてのアドバイザリーも行っておりますのでお気軽にご相談いただければと思います。

 

今週もどうぞよろしくお願い致します。

 

弊社では、フィリピン進出から進出後の会計、税務、人事および労務まで

すべて対応しております。

お気軽にお問い合わせください。

 

TOKYO CONSULTING FIRM PHILIPPINE BRANCH

Unit 14B Chatham House Condominium, Rufino corner Valero Street,

Salcedo Village, Makati City, Philippines

TEL: +632-869-5806,

 

東京コンサルティングファーム

フィリピン国 マニラ駐在員

村尾 一樹

 

 

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