フィリピン初級者向けQ&A③ 各種社会保険について

労務

 

こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

フィリピン初級者向けブログ、第3回は社会保険について書かせて頂きます。

 

Q. フィリピンの社会保険にはどんなものがあるのですか?

 

→強制保険として以下の3つがあります。

  1. SSS(Social Security System、社会保障制度)
  2. Philhealth(フィルヘルスと読みます。Philippine Health Insurance Corporation、フィリピン公的医療保険)
  3. HDMF(Home Development Mutual Fund、持家促進相互基金)、もしくはPag-ibig(パギービッグと読みます)

 

SSSは年金や日本の雇用保険にあたるもので、Philhealthは健康保険、HDMFは住宅取得資金の貸し付けを行っています。外国の駐在員であっても原則的には加入が強制されております。

 

強制保険なので、雇用主が従業員へ給与を支払う際にあらかじめ源泉徴収しておき、雇用主負担分と合わせて毎月各種社会保険機関へ保険料の納付を行う必要があります。少し細かい話になりますが、SSSの保険料は従業員負担分の倍額を雇用主も負担し、PhilhealthとHDMFは従業員と雇用主が同額を負担して納付するという事になっています。

 

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

 

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