いつもお世話になっております。東京コンサルティングファーム・マニラ支店の早川でございます。ASEAN諸国には、賞与を労働法で義務づけている国があります。フィリピンもその一つで、The 13th-Month Pay Law(13か月手当法)と呼ばれる、法定賞与に関する法があります。
こちらはクリスマスと新年を祝う為、という名目で、従業員の1か月分の給与を法定賞与として支払う法律でございます。慣習上、クリスマス休暇前に支払うことになりますが、
<ご質問>
法定賞与以外の給与を支払う会社はありますか?ある場合、どのタイミングで支払うのでしょうか?
<回答>
一般的には、12月(クリスマス前)に13か月ボーナスだけを支給されます。大企業や日系企業のような、それ以外のケースですと、6月~7月に中間ボーナスとして賞与を支給するケースもあります。13か月ボーナスは2回に分けて支給することができるため、 6月に中間ボーナス0.5か月分支給し、12月にもう0.5ヶ月分を支給する、というケースもよくあります。それ以上の額の賞与があるケースも、同じく6~7月か12月のどちらかに支払われるのが一般的です。
ご参考になれば幸いです。
東京コンサルティングファーム・マニラ拠点
早川 桃代
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