皆さんこんにちは。
東京コンサルティングファーム、フィリピン・マニラ支店の上原です。
本日はPEZA登録について詳細を書いていきたいと思います。
フィリピンにおいて事業を行う会社は、以下の業界であればPEZA登録し、減税などのインセンティブを受けることが出来ます。
・輸出製造業
・ITサービス業
・観光業
・運送または倉庫業
Etc.
これらの事業形態であればPEZAに登録しない手はないと言えます。
以下が代表的なIT企業なPEZA登録手続き一覧です。
① PEZA取締役会決議書の取得
② PEZA登録書の取得
③ 付加価値税0%証書の取得
④ 所得税免除証書の取得
⑤ オペレーション開始の承認書の取得
これらが完了するまでにおよそ2、3か月かかるのが通常です。
また、輸出製造業の場合、上記の五つの工程に加え以下の手続きが必要となります。
⑥ ECC(環境適合証明書)もしくはECC対象外であることの証明書(CNC)の取得
⑦ 輸出入ライセンス取得
⑧ LLDA(ラグナ湖開発公社)の認可取得
輸出製造業の場合、通常よりもPEZA登録にかかる工程自体多く、またそれぞれが以外と時間のかかる手続きです。
スムーズに設立手続きが進んでも、3か月はかかると見込んだほうがいいと言えます。
今週は以上です。
詳細やご不明点などあればお気軽にお問合せください。
どうぞよろしくお願いします。
Tokyo Consulting Firm – Philippine Branch
上原陵
E-mail uehara.ryo@tokyoconsultinggroup.com
(以上)