フィリピンにおける建設工事会社について(ライセンス)

法務

皆様、こんにちは。

 

東京コンサルティングファーム・フィリピン支店の伊藤澄高です。

 

今週は前回に引き続き、フィリピンにおける建設工事で必要なライセンスについて、ご説明させていただければと存じます。

 

建設業を行うためにはフィリピンにおいて会社登記を行うだけでなく、PCAB(Philippine Contractors Accreditation Board)というフィリピン建設許可委員会より以下のライセンスを取得する必要がございます。

 

・Regular License

外資が40%以下のフィリピン内国企業(現地法人)に対して、発給されます。許可が下りた事業を行うことができるが、会社で雇用している技術者が登録されている事業において3年以上の経験を有していることがライセンス取得条件となっております。

 

・Special License

合弁会社、プロジェクト所有権をもつものを対象に発給されます。海外資金、国際基金、国際入札案件のような単発のプロジェクトまたは個別事業ごとに発給されます。

 

上記のライセンスにも、行う建設業の規模、技術者の資格・経験年数等をもとに取得するライセンスにもランク別に分かれますので、詳細はPCABのホームページをご確認ください。

 

以上となります。

 

今週も、どうぞよろしくお願い致します。

 

弊社では、フィリピン進出から進出後の会計、税務、人事および労務まで

すべて対応しております。

お気軽にお問い合わせください。

 

TOKYO CONSULTING FIRM PHILIPPINE BRANCH

Unit 801, 8th Floor, Bank of Makati Building, Ayala Ave.

Extension Cor. Metropolitan Avenue, Makati City, Philippines.

TEL: +632-869-5806,

 

東京コンサルティングファーム

フィリピン国 マニラ駐在員

伊藤 澄高

 

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。

当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTOKYO CONSULTING FIRM PHILIPPINE BRANCH)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。

関連記事

ページ上部へ戻る