フィリピンの雇用情勢について

労務

皆様、こんにちは。

東京コンサルティングファーム・フィリピン支店の伊藤です。

最近では、フィリピン人の雇用についてお問い合わせをいただくことが多いので

今回はフィリピン人の雇用情勢について、書かせていただきます。

フィリピンの就業人口は約4,000万人であり、毎年約100万人の就労可能人口が増加しております。そのため、フィリピンに進出している外国企業は買い手市場となっております。

特に工場で働くワーカーの採用は大変容易であり、募集枠1名に対して大学卒業を含む10名以上が応募してくることがよくあります。そのため、従業員が辞めてしまった場合でもほかの候補者で労働力を補うことが可能です。

一方で会計士やITエンジニアなどの専門職を希望するもの、またはマネージャー候補である応募者は英語が堪能であるため、海外に流出してしまうことが多く、採用企業の悩みの種となっています。

専門職やマネージャー職を希望する応募者の多くは、工場ワーカーと異なり自分がいかに成長できるか、キャリアアップできるかという点を見ているため、採用企業は入社後のキャリアプランを候補者に提示していく必要があります。

以上となります。

今週も、どうぞよろしくお願い致します。

弊社では、フィリピン進出から進出後の会計、税務、人事および労務まで

すべて対応しております。

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TOKYO CONSULTING FIRM PHILIPPINE BRANCH

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東京コンサルティングファーム

フィリピン国 マニラ駐在員

伊藤 澄高

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