皆様、こんにちは。
東京コンサルティングファーム・フィリピン支店の伊藤です。
今回は前回お伝えした、フィリピン進出の成功例にて少しだけ触れた工業団地について
執筆させていただきます。
フィリピンには経済区庁(PEZA)というフィリピンの政府機関が運営母体となった輸出加工区、工業団地が多く存在します。
経済区(エコノミックゾーン)と呼ばれる地域に進出している外国企業の60%は日系企業であり、現在200社ほどの日系企業が経済区内で事業を行っております。
その中でもマニラ南部のカビテ州、ラグナ州、バタンガス州、リーサル州、ケソン州(通称カラバルゾン地区)への進出が多いです。
1)ファーストフィリピン工業団地
バタンガス州に位置する工業団地です。
ASEAN諸国で工業団地を展開する住友商事海外工業団地がフィリピンの有力財閥であるロべスグループと共同で開発し、貸工場、和食レストラン、スポーツ施設など、充実しており日本人が管理しております。
富士通、住友ベークライト、本田技研、YKKなどが入居しており、自動車・二輪メーカー、電機メーカーが集積しています。
2)ラグナテクノパーク
三菱商事とフィリピン財閥アヤラグループとの共同で開発され、120社を超える製造業がこの工業団地に進出しております。近辺にはショッピングセンター及び高\高級住宅街が立ち並びます。日立製作所、東芝、NECといったコンピュータ会社が多いのが特徴です。
次回は主な日系企業が進出している工業団地について、続けてご紹介いたします。
以上となります。
今週も、どうぞよろしくお願い致します。
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東京コンサルティングファーム
フィリピン国 マニラ駐在員
伊藤 澄高
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