皆様、こんにちは。
東京コンサルティングファーム・フィリピン支店の伊藤です。
今回はフィリピン進出における成功例と失敗例について執筆させていただきます。
近年、フィリピンに進出している日系企業数は約1,500社と年々増加傾向にあります。
進出ブームの真っただ中であるフィリピンといっても、
ビジネスを成功に導きたいとどの企業も考えていることだと思います。
フィリピン進出の成功例としては
日系企業が開発した工業団地に製造工場を建設している場合が多いようです。
しっかりとした基盤が工業団地にはあるため、現地の詳しい情報も手に入りやすいことも成功要因として考えられます。
また、製造業の場合、日本の取引がフィリピンに進出していることで
製品の販売先になるためこちらも成功要因の一つになるでしょう。
IT・ソフトウェア開発などは現地のパートナーと提携して、
BPO(Business Process Outsourcing)事業で国外にサービスを提供する形で成功を収めている企業もあります。
反対に失敗例としては
フィリピン国内市場向けに事業を展開する場合になります。
これは既存の地元企業の存在が強く、価格勝負に持っていかれてしまい
その状況下で進出企業が利益を上げることは難しく、撤退を余儀なくされた企業も少なくありません。
フィリピンへの進出を検討される場合は上記の成功例、失敗例を参考にされるとよろしいかと思います。
以上となります。
今週も、どうぞよろしくお願い致します。
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東京コンサルティングファーム
フィリピン国 マニラ駐在員
伊藤 澄高
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