年度末確定申告

会計

こんにちは、ミャンマー・ヤンゴン駐在員の黒田 真理(くろだ まり)です。

来週からミャンマーでは、水かけ祭りが始まります。
日本人のみならず、各国の駐在員もミャンマーを離れる方が多いようです。
韓国へ帰国する知り合いも今回の航空券は高かったと言っていました。
確認してみるとヤンゴンからトランジット先まで一緒の便だったので、
また直行便とは違った楽しさがあるようです。

今回は、年度末確定申告についてお話しをさせて頂きます。

前回は年度末での所得税についてお話をさせて頂きましたが、
今回は年度末の確定申告から監査までについてお話をさせて頂きます。

ミャンマーでは全企業が監査を受けることが必要になります。
監査を受けるために、1年間の決算書を作成します。
その決算書と証憑の準備をし、監査人に監査を受けてもらうことになります。
4月~3月の納税期間を終え、全企業が監査を受けなければいけない為、
スケジュールをしっかり組む必要があります。

監査を無事終えることが出来たら、各タウンシップ税務局で、
アセスメントという、税金の最終決定等を行う期間に入ります。
このアセスメントは、監査を受けた期間の翌年の1年間をアセスメントイヤーと呼び、
この1年間の中でアセスメントを終わらせてもらいます。
しかし、このアセスメントは税務局担当者にもよって全く終わらないといったことがあります。
定期的に担当者にプッシュする必要もあるようです。

税金は3月末までに企業ごとに検討した額を前払いする必要があり、
3月は決算に向けて忙しい月になります。
監査を受けること同様、決算に向けてしっかりしたスケジュールを立てることが重要になります。

弊社では、進出前のFS調査から、会社設立、会計・事務、労務など進出に係るサポートを一貫してご提供しております。設立、設立後についてご質問やご不安などございましたら、お気軽に、下記までご連絡頂ければと思います。

Tokyo Consulting Firm Co., Ltd (ミャンマー)
ヤンゴン駐在員
黒田 真理

 

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