ヤンゴン工業団地の現状

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こんにちは、ミャンマー駐在員の杉山です。

先週、ヤンゴンにある工業団地へ車を走らせ、現状を見て来ました。
見学したのはこちらの3つの工業団地です。

・ミンガラドンIndustrial Park
・ヤンゴンIndustrial Park
・ダゴンセイカンIndustrial Park

2月に全て完売しているミンガラドンIndustrial Park。
こちらは、41区画に分けられており、1区画は約1~3ヘクタールになります。
既に稼働している日本企業の工場も数社ありましたが、予定地として区画番号の看板が野原に立てられている区画もあります。ゲートをくぐる際の警備も他の工業団地より一段と厳しく、外資系工業団地として整備されている印象を受けました。

次にヤンゴンIndustrial Parkに向かいました。こちらにも日本企業の工場があります。この団地内には、いくつかの家や学校、お菓子売りの屋台などがあり、ミンガラドンに比べれば、工業団地として整備途中のような印象でした。

最後にダゴンセイカンIndustrial Parkです。ここに行くまでの道のりで、牛の群れに出会い、延々に広がる田んぼやバナナ農園を眺め、途中、洪水の為に車が半分水に浸かりながら走らせることもありました。こちらの工業団地では、ミャンマーの工場がほとんどでした。

全部で3か所のIndustrial Parkをまわり、全体的にGarmentという看板をつけた工場が目立ちました(縫製工場)。ミャンマーの産業比率20.4%を占める縫製業の存在はやはり大きいですね。

工場を見学し、田んぼを横切り、次の工業団地を目指す。その道のりに、ミャンマーは農業国から工業国へ移り変わる途上であると実感しました。

以上

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