ミンガラーバー。駐在員の太田です。
本日は、国別でミャンマーに対する投資状況についてお伝えいたします。
2017/6/30時点でのミャンマーへの投資国上位は以下です。
(単位:USD$)
順位 |
国 |
投資額 |
投資比率 |
1 |
中国 |
$19061.924 million |
26.36% |
2 |
シンガポール |
$17495.161 million |
24.19% |
3 |
タイ |
$ 10929.926 million |
15.12% |
日本は第11位に位置しています。
日本は、ここ数年で見ても、あまり順位の変化がございません。投資額自体は2014年ほどから1年ごとに約$125 millionずつ程度上がっているものの、他国に比べると、そこまで積極的ではないのが現状です。数字的に見ても大きな変化がないのに比例し、日系企業の多くはミャンマー経済に対してあまり大きな期待を寄せていません。「ミャンマーの経済は緩やかに伸びている」や「急激な経済発展は期待していない」との意見や見解ばかりです。
一方で、2016年から2017年のたった1年間で投資比率に大きな変化が見られた国もあります。
東南アジアで顕著だったのは、フィリピンです。投資比率が0.19%上昇。投資ランキングは27位から13位まで順位をあげています。投資額は、$7.173 millionから$136million の伸びです。(2015年から2016年にかけては、投資額が$140 millionほど落ちているので、過去数年で見ると投資額はあがっておりません。)
また、先進国(フランス、UK、ドイツ、カナダ等)に勢いがみられない中、USAがたった1年で投資比率が0.33%上昇し、投資額$4.651 millionから$243.565 million増えており、17国を抜いて、第14位となっています。