皆さん、こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの渡辺 寛です。
今週は2018年に変更された会計規定の一つのリース契約についてご紹介いたします。
質問)
2018年、いくつかの会計規定の変更があったとお伺いしました。
その中でリース契約について変更があるみたいですが、具体的に何が変更されたのでしょうか。
回答)
まず、リース資産の会計処理に変更はありますが、実際にこの会計規定が導入されるのは2019年1月1日からになります。
具体的に何が変わったかと言いますと1年を超える期間のリース契約は、全て固定資産として計上されることとなります。
ここで指摘されているリースというのは、スペイン語でArredamientoと呼ばれており、賃貸なども含まれております。
従いまして今まで毎月、賃貸料として計上していたものは、契約年数に応じて固定資産とし毎月、減価償却させていくこととなります。
それを防ぐ方法としては、賃貸契約又は、リース契約を1年以下にすることだと考えられます。