皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループマレーシア拠点の長山毅大です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「EPF法改正案 下院提出」についてお話していこうと思います。
目次
EPF法改正案 下院提出
マレーシア政府は2025年3月4日、従業員積立基金(EPF)法改正案を連邦議会下院に提出しました。
本改正案は在留外国人被雇用者に対しEPFへの加入を義務化するものとなります。
(本改正案は前回2024年10月に発表された予算案の改正案となります。)
本改正案では企業と本人の負担率は、それぞれ月額賃金の2%の内容になっています。
※マレーシア人の場合企業負担12%、本人負担11%(給与が月額5,000リンギ以上の場合)
本改正案による企業側と政府側の主張はまったく異なっているものとなります。
政府としては、雇用の公平性を担保するための政策として位置付けています。
一方、企業側は以下2点を懸念しています。
企業の負担増加: 雇用主は外国人労働者のEPF拠出分を負担する必要があり、特に人件費の安さに依存している業界(製造業・建設業・農業など)では影響が大きくなる可能性
労働市場への影響: 一部の企業は、コスト増を避けるために外国人労働者の採用を減らすか、賃金を抑える可能性
企業側からすれば今後の政府のこの改正案の動向を見ていく必要はあります。
また負担率を低く設定していることから、政府として慎重になっていることがうかがえます。市場の動向を見ながら段階的に負担率を上げることはありうるかと存じます。
弊社では最新の法改正や経済動向のニュースアップデートを通じて企業、マレーシアの日系企業様へ情報提供を行っております。
会計・税務・法務・労務でお困りの事ありましたらいつでもお気軽にご連絡下さい。
無料会員登録をされてない方は、以下のボタンから必須項目を入力後、
メールに届くパスワードを入力するとブログを閲覧できます。
この記事に対するご質問・その他マレーシアに関する情報へのご質問等がございましたら
お気軽にお問い合わせください。
※画像クリックでお問い合わせページへ移動します
【PR】海外最新ビジネス情報サイト「Wiki Investment」
※画像クリックでWiki Investmentページへ移動します
進出予定の国、進出している国の情報収集に時間かかりませんか?
進出してビジネスを成功させるためには、
その国の知識や実情を理解しておくことが必須となってきます。
しかし、情報が溢れかえっている社会では
どれが本当に信頼できる情報なのか?が重要になります。
そんな「信頼できる情報」をまとめたサイトがあれば、どれだけ楽に情報収集ができるだろう…
その思いから作成したサイトが「Wiki Investment」です!!
弊社東京コンサルティンググループは海外20カ国超に拠点を有しており、
その現地駐在員が最新情報を「Wiki Investment」にまとめています。
【Wiki Investmentで何ができる?】
・現地駐在員が毎週ホットな情報を更新するNews update
・現地に滞在する方からご質問頂く、
より実務に沿った内容が記載されているQ&A集
・当社が出版している海外実務本をデータベース化したTCG書籍
などの新機能も追加しました!
経営者・幹部層の方におススメしたい【全ての経営者へ贈るTCGブログ】
※画像クリックで「TCGブログ」ページへ移動します
会社経営や部下のマネジメントをしていると、様々なお悩みって出てきませんか?
・どうしたら、会社は良くなっていくんだろう・・・
・部下が育ってくれるにはどうしたらいいんだろう・・・
そういったお悩みをもつ経営層の皆様におススメしているブログがございます。
コンサルティングファームとして、これまで多くの企業様と関わり、
課題を解決してきたコンサルタント達による
経営課題や悩みについて解説したブログを無料公開しております。
もっと会社を良くしたい!、マネジメントについて学びたい!
そうお考えの皆様におススメのコンテンツとなりますので、ぜひご覧ください!

株式会社東京コンサルティングファーム マレーシア拠点
長山毅大
※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。