皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループマレーシア拠点の長山毅大です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「勤務外の事故も補償対象に、新たな労働災害制度を導入へ」についてお話していこうと思います。
目次
勤務外の事故も補償対象に、新たな労働災害制度を導入へ
マレーシア政府は、国内で勤務時間外に発生した事故や、非業務関連の旅行中に起こった事故も補償対象とする新たな労働災害制度、「非業務災害補償制度(SKBBK)」を導入する方針を固めました。この制度の実施に向けて、近く法案を国会に提出する計画です。この発表は、アブドル・ラーマン副人的資源相によって行われました。
この新制度の導入は、従来の労働災害補償制度が勤務時間中の事故に限定されていたことに対する重要な変更を意味しています。特に、リモートワークやフレックスタイム制度を利用している労働者にとって、勤務時間外に発生するリスクへの対応が求められる中で、SKBBKはそのニーズに応えるものとして期待されています。また、ギグワーカーや自営業者にも適用範囲が広がるため、より多くの労働者がこの制度の恩恵を受けることができるでしょう。
SKBBKは、マレーシアの社会保障機構であるPerkeso(Socso)によって管理され、対象となる労働者には24時間365日、常に補償が提供される仕組みです。具体的には、医療給付、一時的または永久的な障害給付、さらには葬儀費用の給付などが含まれ、労働者が安心して働ける環境を整えることを目的としています。これにより、労働者は勤務時間外でも自分の安全が守られるという安心感を得ることができます。
アブドル・ラーマン氏は、5日の下院議会において、「対象資格を判断するための仕組みを現在起草中である」と述べ、これまでの制度では勤務時間中のみが補償対象であったことを強調しました。この新制度の導入により、労働者がより安全に働ける環境が整備されることが期待されています。
このように、新たな労働災害制度は、マレーシアの労働市場において重要な一歩となるでしょう。今後の法案提出と実施に向けた動向が注目されます。
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長山毅大
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