ハラルマークの不正使用に対する厳格な罰則

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さて、今回は「ハラルマークの不正使用に対する厳格な罰則」についてお話していこうと思います。

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ハラルマークの不正使用に対する厳格な罰則

 2025年1月17日、アーミザン・モハド・アリ国内取引・生活費相は、ハラルマークの不正使用に関する現行法の罰則が非常に厳格であることを強調しました。彼は、この厳格な罰則が違反者に対する抑止力として機能することを期待していると述べています。

 具体的には、2011年に制定された「貿易説明(ハラルの定義)命令」では、ハラルマークを不正に使用した企業に対して、最大500万リンギの罰金が科される可能性があるとされています。また、個人に対しても最大100万リンギの罰金、または最長3年の禁錮刑が適用されることがあります。

 さらに、同相は「2011年貿易説明(ハラルの認証と表示)」に基づく規定にも言及しました。この法律では、企業がハラルマークを不正に使用した場合、初犯で最大20万リンギ、再犯時には最大50万リンギの罰金が科されることが明記されています。個人に対しても、初犯の場合は最大10万リンギの罰金、または最長3年の禁錮刑、さらにはその両方が適用される可能性があります。再犯の場合には、最大25万リンギの罰金、または最長5年の禁錮刑が科されることになります。

 アーミザン相は、これらの厳格な罰則がハラルロゴの不正使用を防ぎ、消費者の信頼を確保するための重要な措置であると強調しました。ハラルマークの不正使用は、消費者に誤解を与え、ハラル製品の信頼性を損なう可能性があります。そのため、政府はこの問題に対して強い姿勢で臨んでおり、法的な枠組みを強化することで、ハラル認証の価値を守る意向を示しています。

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