インドネシアにおけるビザの種類

法務

 

皆様こんにちは!
東京コンサルティンググループ、インドネシア法人にて赴任している、
中村文香(なかむらあやか)です!

 

インドネシアへ突然出張になった!赴任することになった!という日系企業の方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、インドネシアにおける基本的なビザの種類に関してご紹介いたします。

まず初めに、日本国籍を有する日本人は、30日以内の観光でインドネシアを訪問する場合は、ビザが免除(Free Visa)されます。ただし、滞在期間の延長は認められませんのでご注意ください。

 

〇到着ビザ(Visa on Arrival)
一方、現地入国管理局にて30日の延長が可能な到着ビザ(Visa on Arrival)もあります。
これは、観光の他に、親族訪問・社会訪問・芸術・文化・政府用務・視察・短期講座や短期トレーニング・商談・商品の購入・公園・セミナー参加・国際展示会への参加・インドネシア本社または駐在事務所での会議・トランジット・商業目的でないスポーツなどが可能です。

日系企業の方で、出張でインドネシアにいらっしゃる方にとってよく適用されるビザが下記の通りになります。

 

〇シングルビザ
シングルビザには下記のような2種類あります。
・B211A
観光や家族、社会、ボランティア、芸術や文化、公務、視察、短期コースやトレーニング、商談、商品の購入、講演・セミナー・国際展示会への参加、インドネシア本社・駐在委事務所での会議、トランジット、商業目的でないスポーツ、インドネシア領土の輸送機関との合流、緊急時の作業

・B211B
工業関連の訪問用になります。インドネシア支社への監査や品質管理・検査、外国人労働者候補の採用に向けての実施試験などもあたります。
また、インドネシア製品価値の工場、国際的マーケティング目的でのコンサルタントとの研修もこれにあたります。
B211Bの場合は、日本にあるインドネシア大使館に向かう前に、現地管理局発行の査証発給許可書の取得が必要となりますのでご注意ください。

 

〇マルチプルビザ(1年・2年・3年・4年・5年)
適用される活動は、商用等になります。(工業関連訪問等の活動は除外)

 

その他にも、
〇一滞在ビザ(就労・留学・研究・家族との同居等)
〇高齢者一時滞在ビザ(55歳以上対象)
〇取材・撮影ビザ
〇外交・公用ビザ
などがあります。

ざっくりとビザの種類は上記のとおりになります。
どのビザを取得すべきか、インドネシアへの訪問目的に併せて、取得することが必要となりますので、今一度ご確認頂けたらと思います。

 

弊社では会計・法務・労務・人事など海外進出・インドネシア進出に携わるサポートをご提供しております。何かご質問やご不明点等ございましたら、お気軽に下記までご連絡いただければと思います。

 

 

東京コンサルティングファーム インドネシア拠点
中村文香(なかむらあやか)

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにPT.Tokyo Consulting)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承ください

ページ上部へ戻る