インドネシア大統領選挙!もう一度確認!編|インドネシア進出ブログ

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インドネシア大統領選挙!もう一度確認!編|インドネシア進出ブログ

皆様こんにちは!
東京コンサルティンググループ、インドネシア法人にて赴任している、
中村文香(なかむらあやか)と申します。

4月からインドネシアにて大統領選挙の投開票が始まります。
選挙の行く末大変気になりますね!
選挙に関して簡単にまとめさせていただきましたので、今一度、選挙概要に関して整理したい方チェックしてみてください。

立候補者としては
(1)再選を狙う現大統領ジョコ氏
(2)スハルト元大統領の娘婿であるプラブウォ氏
の2名です。

 

まず初めに
(1)再選を狙う現大統領ジョコ氏
に関してみていきましょう。

まずはインフラ整備、そして海外資本の積極的導入。
他にも物価の安定や汚職の撲滅などを進めるとしています。

 

インフラ整備に関しては、2014年10月20日に大統領に就任してから、国民に成果として見えやすいものをということで積極的に進めており、最近では大量高速鉄道MRTのニュースを聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
MRTは、設備から運行システムまでの全てを日本企業が請け負った初めての事業とのことで、今後のインフラ整備でも、日本企業との接点が増えていく期待がもてます。

一方でジョコ氏は今回、副大統領にイスラム教指導者の最高団体である「インドネシア・ウラマー評議会」の生粋のイスラム教徒であるマアルフ・アミン氏を選ぶなど、前回の選挙でイスラム色が薄いとされた経験を生かし、今回はイスラム色をアピールしたい趣がうかがえます。

 

次に二人目の
(2)スハルト元大統領の娘婿であるプラブウォ氏
に関してみていきましょう。

主に、インフラ整備の見直しと物価の安定、教育や医療などの貧困層向けサービスを進めるとしています。
特にジョコ氏が成果としてアピールするインフラ整備に関しては、本当に国民のためになっているのかといった、質の面で意見をのべており、もしプラブウォ氏の当選となれば、これまでのインフラ整備が見直しされる可能性もでてきます。

2019年3月での世論調査では、ジョコ氏のほうが少し優勢なようですが、前回の選挙でも最終得票では僅差となるといった現象もありました。今後の選挙によって、日本企業の方々に影響する部分も少なからずあるかもしれませんので、まだまだ目が離せないところです。

 

併せて、弊社では会計・法務・労務・人事など海外進出・インドネシア進出に携わるサポートをご提供しております。何かご質問やご不明点等ございましたら、お気軽に下記までご連絡いただければと思います。

 

 

 

 

東京コンサルティングファーム インドネシア拠点
中村文香(なかむらあやか)

 

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