カンボジア就業規則(3/5)

労務

 

皆様こんにちは、カンボジア駐在員の西山です。
今回は「カンボジア就業規則(3/5)」についてお話しします。

 

1.就業規則の規定と作成義務
2.政府への承認申請
3.就業規則作成の流れ
4.従業員の解雇
5.終わりに~バランススコアカード~

 

 

3.就業規則作成の流れ

形態に応じた就業規則があることによって、懲戒処分などをする際の根拠として有効です。一方で労働者も各企業で就職した際に、自分の責任範囲の確認ができます。又、例えば、企業の給与の支払いが就業規則に則していなければ、訴えることもできます。

 

就業規則作成は以下のような流れで進めていくのが望ましいでしょう。

▻導入
定義や用語、目的などに関して
▻就業関係
採用や昇格、降格などに関して
▻就業時間
出勤簿、欠勤、時間外出勤などに関して
▻休暇
有給休暇やその他特別休暇などに関して
▻手当・福利厚生、
給与制度および手当などに関して
▻処罰
従業員の義務及び処罰などに関して
▻雇用解除
一般定義、雇用解除の条件、退職金などについて
▻結び
苦情申したて、有効期限、規定と締結などに関して

 

今週は以上になります。
ご不明な点などがありましたら、お気軽にご連絡下さい。

 

 

株式会社東京コンサルティングファーム カンボジア拠点
西山 翔太郎

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

関連記事

ページ上部へ戻る