皆様、こんにちは。
カンボジア駐在員安藤です。
今回は、カンボジアの労働環境における人材の年代別人口をお伝えしたいと思います。
端的に言いますと、カンボジアの進出のメリットは、
「若い世代の人材が多い」
ということです!
PopulationPyramid.netが報告する去年(2017年)の世代別人口が、以下の図になっております。
(引用サイト:https://www.populationpyramid.net/cambodia/2017/)
1953年に国家が独立するのですが、その後、内戦が勃発。1970年代には、サロット・サル(ポル・ポト)が率いる武装組織クメール・ルージュによって、クメール人(現地人)の虐殺がありました。クメール・ルージュによる虐殺は、知識人を筆頭に、老若男女問わず、多くの人が殺されました。そのような背景もあって、40代より上の世代は、人口が少ないというのもあります。
また他方で、カンボジアの知識人が虐殺された過去を持ち、教育環境の整っていない状況に置かれるカンボジアは、若い世代が増えてきても、満足のいく教育をされた人材を求めることは、難しいでしょう。
しかし、現地の人は、教育がされていないだけで、とても勉強熱心な人が多いです。自分でお金を貯めて、会計税務の学校に通う人も中にはいます。
なので、裏を返せば、真っ新な状態の人を一から教育することができ、熱心に働いてもらえる人材が多いとも考えられるのではないでしょうか。
今週は以上までとさせて頂きます。
お読みいただき、ありがとうございます。
皆さまのカンボジア進出のサポートとなれば幸いです。
安藤 朋美