皆様、こんにちは。カンボジアオフィスの公認会計士の熊谷恵佑です。今日は、税金を安くしようとする心理は本当に正しいことなのか、という点についてご説明させていただきます。
会社は税金を安くしようと税理士を雇い、節税のコンサルティングを受けることがあります。確かに節税を行うならば、会社に現金が多く残ることになり、経営上、有利に進めることができるでしょう。
しかし、そればかりを考えてしまうならば、小さな経営を行うことになってしまいます。
大事なことは市場に多くの付加価値を与え、対価としてたくさんの売上を得て、利益を得ることではないでしょうか。そこに着目することが大事です。利益をたくさん得るのであれば、結果的に税金がたくさんとられたとしても、まだ十分の利益を手元に残すことができます。大事な事柄はたくさんの利益を確保することであり、節税することではありません。この重要性の違いをしっかり認識して業務に取り組むことは大事なことかと思います。
今週は以上です。
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