皆様こんにちは、カンボジア駐在員の澤柳です。
さて、今回は「プロになるための1万時間」についてお話しします。
先日プノンペンの街中で、「カンボジアで出会いたい100人の日本人」という本を見かけました。カンボジアにいる日本人の数も2000人程度と少ないなので、20分の1という大きな集団がこの書籍には紹介されています。
1万時間やれば人間は1つのことをマスターし、その分野でプロとして活躍することができます。しかし、その分野でのプロと呼ばれる人間の母数は百や千ではなく、万を超える大きな母数の1人にやっとなれたに過ぎません。日本の会計士といった士業をすぐにイメージできるでしょう。
1万時間やっても、まだまだ100人に1人いる程度の人間になったにすぎないのです。
しかし、また別の分野でさらに1万時間やったらどうでしょうか。
またその分野の100人に1人になることができます。
しかし、それだけではありません。
その瞬間に、100×100=10000人の1人になることができ、希少性が出てきます。
1万時間の法則は、別の分野にそれを適用することで2倍ではなく2乘の速さで人間の能力を拡大させます。
そして、その成長の速さこそがその他大勢から一つ頭を抜け出し、成功するために重要な要素であると考えられます。